整骨院とオンラインショップ、アフィリエイトブログの起業経験のある「おあしす」です。
起業アイデアを思いついて、「これで稼げるぞ」と思ったことはないですか?
今までにないサービスやモノには、金の卵であることがあります。しかし、思いついたアイデアに全く市場が無かったりニーズが無いと自分が稼げると思っても他人は興味が無いことがあります。
起業アイデアが金の卵になる起業アイデア〜商品決定までの7ステップで売れるサービスやモノの作り方をご紹介します。
- この記事がおすすめな方
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- 起業したいが、何をすればいいか分からない方
- 自分の起業アイデアに自信が持てない方
- この記事を読むメリット
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- 起業アイデアの考え方が分かる
- 考えた起業アイデアが売れるか分かる
起業アイデアは日々考えるものであり作るものです。自分の経験やスキルを考えながら起業アイデアを練ります。
起業アイデアがビジネスとして成り立つかどうか、市場規模や市場概要、市場動向や市場の顧客が求めているニーズを調査します。集めた情報を基に狙っていく市場やターゲットを決定します。
起業アイデアがニーズを満たすようにコンセプトを作ります。問題解決できる商品を作ることができれば顧客のニーズを満たすことができます。
自分しかできないことを起業アイデアに盛り込むことでオンリーワンな起業アイデアになります。また、市場調査やコンセプト作りで分かった顧客のニーズを満たすためのスキルが足りなければ新たな強みとして身に付けなければいけません。強みとして人脈や資金力も含まれます。
自分のライバル企業はどこになるのか把握する必要があります。競合企業は、同業種、異業種にもいることがあります。また、技術革新のために自分の事業そのものの継続を阻害する競合も存在することがあります。競合企業を把握して差別化につなげていきます。
オンリーワンを目指すには、差別化戦略が必要です。同じ価値を提供する企業と戦うには資金力や人材などの組織の強さが勝負の決め手になることがあります。大手と無益な戦いをするよりオンリーワンの存在になることが重要です。
今までの作業の集大成として商品を形にします。商品を作るのは大変な作業ですが世の中に認められると嬉しいものです。
起業アイデアを考える
起業アイデアは、考えたら出ます。突然、アイデアが降ってくるわけではありません。
もしくは、今までしてきた自分の仕事をそのまま独立してすることもOKです。今までの経験に自分のアイデアを入れていけばいいと思います。
自分の経験を活かす
今まで経験した仕事を起業アイデアにすることができます。今までと同じだと市場で競合することになるので今までにない自分のアイデアを加えて起業アイデアを考えます。
- 歯科医院の夜間帯診療、日曜日診療で通常の診療時間に働いている人でも通院できるようにする
- 整骨院の自費メニューで骨盤矯正や全身矯正、疲労回復メニューなどのメニューを追加する
- 飲食店メニューでオリジナルメニューを作る
今まであった業種の営業時間などの運営要素を変更したり、自分にしかできないメニューを提供することも自分の経験を活かします。
自分の経験を活かし他業種で自分のアイデアをプラスする
今までの自分の経験を活かして、他業種に参入することが起業アイデアになります。他業種の経験と参入業種の掛け合わせで新市場を開拓することができます。
- 整骨院で骨盤矯正を美容に転用してダイエットに効果があるエステを開業
- 美容院がまつ毛エクステやネイルをするサロンを開業
- ホテルなどで接客業をしていた人が介護業界で接客のスキルを活かす
参入する業種が弱い部分や足りない部分を見極めて起業することで新市場を開拓することができます。
将来性のある業種に自分のアイデアをプラスする
新市場は、成長率が高いです。大手が参入していなければ市場の成長に合わせて自分の事業も成長していくことができます。新市場は競合企業が少なく市場のシェアを獲得することができると思います。ただ、新市場開拓はマイナーなだけに宣伝に苦労します。
新市場なので、今までの経験を活かせるかどうかわかりません。自分で考えて足りないスキルを習得しておかなければなりません。 新市場にロードマップはありませんので自分で道筋を作っていかないといけません。
将来性の定義をするとニーズがありそうな仕事です。今後の世の中の流れを考えてニーズがありそうなものが将来性のある業種になります。
- IT業界は最近の新市場の一つだと思います。ここまで生活が激変するような業種も珍しく技術革新のレベルだと思います。IT技術無しでは生活自体が成り立たない時代になりました。
- 宅配業界は、昔からあるイメージですが郵便事業が国営で行われていた時代は民間の宅配業者は存在しませんでした。ヤマト運輸が法令をかいくぐって今の宅配業界を作りました。
- 最近のヒットといえばタピオカだったと思います。爆発的にタピオカ屋が増加しました。ブームは終わりましたが何度もいけるタピオカ屋は今でも残っています。
- 携帯電話の中でもアップルのiPhoneは革命的でした。パソコンのような機能を備えた携帯電話で画期的でした。
- 退職代行は全くないサービスでした。しかし、ニーズがあり面白い新市場だと思います。
個人単位で新市場に参入できるといったらタピオカ屋や退職代行ぐらいですが、新市場のイメージは掴めたかと思います。
起業して何をするかは大事な要素です。まずは、市場を決めて何を提供していくかが起業の始めの仕事だと思います。
起業アイデアの作り方
起業アイデアの作り方として典型的なやり方として2つのやり方をご紹介したいと思います。
- 既存の業種にアイデアをプラスして新しいものを作る
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今の仕事をそのまま起業に活かす方法です。しかし、少しアイデアを加えるだけで違うものになります。アイデアは、既存の業種に足りない顧客が求めているものを提供するものがいいと思います。
- 業種と業種を掛け合わせる
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何か足りない業種に足りないものを補う業種を掛け合わせることでニーズのある業種を作ることができます。
基本的に、今の業種で顧客に足りないものや需要をプラスすることで新しいビジネスになります。顧客のニーズを掴んだ起業アイデアを作ることが大事になります。
市場分析をする
市場を知ることは重要です。市場規模が小さ過ぎると売上に繋がりませんし、市場動向によって需要が減ります。また、本当に需要があるのかを調べないといけません。そして、市場にある既存のサービス・モノ情報を知っておかなければいけません。情報を集めた上で狙っていく市場やターゲットを決めていきます。
市場規模
市場規模を調べておかなければいけません。市場規模の調べ方はwebを使用します。
- 政府統計のポータルサイトのe-Start
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統計情報に迷ったらこちらで探してみると分かりやすいです。
- 総務省統計局
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人口、消費者物価指数、完全失業率、消費支出などニュースで見るような統計情報が掲載されています。
- 経済産業省の工業統計調査
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工業に関する経済的統計情報が掲載されています。
- 財務省の法人企業統計調査
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企業全般の経済統計情報が掲載されています。
- 業界団体の統計資料
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自動車業界、電力業界、小売業など色々な業界団体があります。自分の調べたい業界と業界団体で調べると大体出てきます。業界団体が独自に調べた統計情報は参考になるものがあります。
- 調査のチカラ
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業界の動向からライフスタイルなどの生活に密着した分野の動向まで記事があり世の中のことがわかります。
- 経済産業省の経済解説室
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業界の動向がレポートされています。
- 中小企業庁の白書・統計情報
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中小企業に関する統計情報が掲載されています。
- JMR生活総合研究所
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日本最大のマーケティングサイトです。有料サービスですが有益な情報があります。
サイトを駆使して情報収集していきます。主観で市場を決定してしまうと意外と市場規模が小さいと後から気付きます。市場規模が大きい業種は競合企業も多いですがニッチな隙間も多くなります。
しかし、この市場で自分はやっていきたいと思ったらまずは市場規模を調べましょう。あまりにも小さい市場規模ではビジネスが成立しないので考え直すことが必要になります。
市場動向
市場動向とは市場の拡大や縮小です。市場が拡大していくとチャンスが増えます。市場が縮小するとチャンスが少なくなったり市場自体が無くなってしまうこともあります。市場が衰退していても技術革新で復活することがありますが最初の起業では市場が拡大している時を狙うべきです。市場動向はWEBサービスや業界専門誌で調べることができます。
WEBサービス
- 業界動向SEARCH.COM
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市場が拡大している業界が一目で分かります。また、市場が縮小していたり調子が良くない業界も一目で分かります。
- Googleキーワードプランナー
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検索ボリュームを調べることのできるツールです。Googleリスティング広告の広告原稿を作成すると無料で使用できます。広告を表示していたら細かい検索ボリュームが分かります。無料でも十分使えるので必須のツールです。
- Googleトレンド
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検索ボリュームは1年を平均してあるわけではなく、時期によってばらつきがあります。販売計画する時にいつプロモーションをしたら販売が伸びるかが分かります。逆に、興味がない時期にプロモーションをしても広告費や労力の無駄になります。
- Yahoo!リアルタイム検索
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リアルタイムでの話題が分かります。Twitterと
連動しているので使いやすいです。
業界専門誌
- 日経産業新聞
- フジサンケイ ビジネスアイ
- 日刊工業新聞
- 日経ヴェリタス
- 保険毎日新聞
- 日本農業新聞
- 水産新聞
- 日刊電波新聞
- 交通新聞
- 化学工業日報
- 電気新聞
- 化学新聞
- 週刊ダイヤモンド
- 週刊東洋経済
- 日経ビジネス
- 日経業界地図
- 日経シェア調査
- 会社四季報業界地図
ニーズの調べ方
需要が無ければビジネスにはなりません。ある程度の市場規模があり成り立っている市場には需要があるから成り立っています。
しかし、市場に需要があっても自分の事業に需要が無ければビジネスとして成り立ちません。自分の起業アイデアは、市場に需要があるのか調べます。
- Yahoo!知恵袋で検索する
- 口コミサイトで満足と不満足を調べる
Yahoo!知恵袋は相談が書き込まれ解決策が返信されます。他者の悩みを解決できれば良い商品になります。
また、口コミサイトでは満足と不満足が書かれています。満足は真似て、不満足は改善することで商品の質が上がります。
- 食べログ
- ぐるなび
- ホットペッパーグルメ
- Retty
- 一休.comレストラン
- ホットペッパービューティー
- 楽天ビューティー
- EPARKビューティー
- ヘアログ
- フォートラベル
- じゃらんnet
- トリップアドバイザー
- 楽天トラベル
- るるぶトラベル
- 一休.com
- Expedia
- Booking.com
- アットコスメ
- LIPS
- ガルモニ
- コスメニスト
- VOCE
- 生活ガイド.com
- 町コミ!
- ウイメンズパーク
- エキテン
- スマイティ
- マンションノート
- マンションコミュニティ
- e戸建
- 住みログ
- goo住宅・不動産
- みんなの学校情報
- 子供の習い事.net
- 習い事.com
- みんなの英語ひろば
- 弁護士ジャパン
- 弁護士ドットコム
- T-SHIEN
- PS行政書士
- @司法書士
口コミの満足は、このレベルでないと競争ができないことを示しています。口コミの不満は、改善すべき点で競争力の源泉になってきます。
市場のどの顧客を狙っていくかを考える
市場調査をしてニーズを調べることによって自分の起業アイデアがどの顧客が支持してくれるかが分かってきたと思います。ただ、市場の中にはいろいろな人がいるのでどんな人が商品を買ってくれるのか目星をつけます。
セグメンテーション
セグメンテーションとは、基準で市場を細分化していきます。
- 地理的変数(ジオグラフィック変数)
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国、地域、気候、人口密度などの地理的指標を基準にして市場を細分化します。
- 人口動態変数(デモグラフィック変数)
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年齢、性別、職業や就業形態、所得、家族構成などの人に関する指標を基準にして市場を細分化します。
- 心理的変数(サイコグラフィック変数)
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ライフスタイル、趣味嗜好、価値観などの消費者の心理によって市場を細分化します。
- 行動変数(ビヘイビアル)
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購入商品、購入金額、購入目的、購入頻度などを基準にして市場を細分化します。
セグメンテーションの評価
セグメンテーションを評価する6Rで不要なセグメンテーションを除外します。
- Rank(優先順位)
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セグメンテーションの指標に優先順位をつけます。
優先順位の指標は、「自社の強みを生かせるか」「自社の持っているもので効率よく商品を提供できるか」「事業の目的に合うターゲットか」です。
- Rival(競合状況)
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商品のライバルとなるようなものがないか確認します。
- Realistic(規模の有効性)
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採用されたセグメントの市場規模が利益を上げられる市場かを確認します。収益を上げられないセグメントは除外します。
- Rate of Growth(成長性)
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市場が成長するかどうかを確認する。
- Reach(到達可能性)
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顧客が商品を届けられる距離にいるかや広告宣伝が顧客に届けることができるかを確認します。
- Response(測定可能性)
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顧客の反応を見ることができるかの指標です。クーポンの使用率やメールマガジンの開封率、問い合わせなどです。
ターゲティング
セグメンテーションで細分化した市場から選択します。
ポジショニング
市場の中でオンリーワンを目指すには、競合企業と立ち位置が同じだと生き残ることができません。特に、起業初期は競争を避けて売上ていかなくてはいけません。ニーズと商品の強みを考えてポジショニングを考えなくていけません。
ペルソナ設定
「ペルソナ」とは、個人レベルで想像して顧客設定することです。例えば、スマートフォンは何を使っている?車に乗っている?子供は何人?よく使うブランドは?など実際に存在している人を想像します。顧客目線になることができます。
コンセプト
コンセプトがしっかりしていると他の商品と差別化ができます。数多ある商品の中で自分の商品を選んでいただくにはオンリーワンの要素が無ければ他の商品で代替されてしまいます。
コンセプトは、こういうものがあったらいいなという商品の在り方です。今まで市場や需要を調べました。調べた内容を分析し自分がしたい事と合わせてコンセプトを作っていきます。
- ライザップ
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「これまで痩せられなかった人」が確実に痩せられる
- ルンバ
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「掃除する時間がない人、掃除を面倒くさいと思っている人」が、手間をかけずに掃除できる
- 俺のイタリアン
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「一流のイタリアンを低価格で楽しみたい人」が安くて本格的なイタリアンが食べられる
- iQOS(アイコス)
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「タバコを吸いたいけど周りが気になる人」が、気兼ねなくタバコを吸える
- QBハウス
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早く安く髪を切りたいと思っている人が、たい価格で素早くカットしてもらえる
- バルミューダ「ザ・トースター」
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「自宅で美味しいパンを食べたいと思っている人」が、ワンランク上の美味しいパンが焼ける
- フィリップスノンフライヤー
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「揚げ物を食べたいけど、カロリーが気になるし、後片付けが面倒くさいと思っている人」が、手軽に揚げ物ができる
- ジェルボール型洗剤
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「洗濯の軽量が面倒臭い」「詰め替えが面倒だ」と思っている人がストレスなく洗濯できる
- フリクションシリーズ
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「ボールペンで書き間違いすると面倒だ」と思っている人」が、何度でも書き直すことができる
- ヌレンザ
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「傘についた水滴でビショビショになるのが嫌だなぁ」と思っている人が、ストレス無く傘を利用できる
- メルカリ
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家の不用品を売りたいけど、オークションって難しそう」と思っている人が、簡単に不用品販売できる
- グランピング
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「キャンプをしたい人」が、より快適に贅沢に過ごすことができる
- やきまる
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「自宅で焼肉をしたい人」が、煙を出さずに焼肉ができる
「できないこと」を「できるようになること」を人は望んでいます。まずは、何ができていないかを調べて解決策を提供する商品を作ります。今ある商品で解決できていない課題があり解決できる商品を唯一扱うことができればオンリーワン商品になります。
自分や事業に必要な新たな強みを身に付ける
現在の自分のスキルを確認する
起業のアイデア、市場、コンセプトを決めてきました。起業の骨格が見えてきたと思います。しかし、商品を作る上で知識、技術、経験、人脈は必要不可欠です。自分にこれらのスキルがないと商品を作ることができないことになります。自分のスキルを確認しておきましょう。
将来の自分のスキルを考える
商品を作る上で必要なスキルをリストアップしていきます。コンセプトが出来上がっているので商品を作ることはできます。商品を作る上で足りないスキルは、身に付けていきます。
スキルや知識を身に付ける上で重要なのは、読書です。専門書をたくさん読んで知識を身に付けます。商品に係る専門書をたくさん読むことで理想的なコンセプト通りの商品作りができます。その他にマーケティング、会計、税金、会社の登記方法など会社経営するにもたくさんの知識が必要です。
人的資源を確認し必要な人脈を開発する
人的資源とは「人脈」のことです。仕入先やOEM先、パッケージデザイナー、広告媒体の担当者、見込み客、メンター、支援を受けられる友人、支援を受けられる家族、金融関係者などです。
起業した時に、起業アイデアをどこに話を持っていけば実現できるかを検討するのはすごく労力が必要です。
企業は無数にあり、その中から最適な企業を選ぶのは大変です。信頼のおける企業を知っているだけでも人脈だと思います。起業初期の忙しい時期に取引先企業を決める時間はありません。
また、商品開発に係る企業だけでなく商品パッケージやPRパンフレットなどの販促物のデザインを任せられる外部発注先や広告媒体の担当者など外部発注先の担当者は信頼できる人に任せたいので起業前に人脈を作っておきたいところです。
見込み客も人脈になると思います。起業初期だからこそ売上がないと倒産します。見込み客は、SNSでフォローされることで繋がることができます。または、前職と同業種で起業される方は周りの人で顧客になりそうな人と繋がっておくことが重要だと思います。
見込み客で、気をつけたいのは「売り気」を出さないことです。とにかく、商品やサービスの良さをアピールします。こちらから、「買ってください」は禁句です。なぜなら、「買ってください」と依頼している時点で自分の立場が下になります。見込み客から「買います」「譲ってください」と言われなければビジネスとして成立しません。
顧客と事業主は対等でなければ事業継続はありえません。お願いは長く続かないのです。お願いしている時点で、「ここは大丈夫かな」と思われます。
メンター、支援を受けられる友人や支援を受けられる家族は必要です。家族だから支援してくれると思ったら間違いです。家族にも仕事があるのでどこまで支援できるかわかりません。また、支援をしてくれる友人に頼りきるのも危ないと思います。友人に頼り過ぎて関係を壊すかもしれません。また、メンターや事業についてアドバイスをしてくれる人は必ず見つけた方がいいと思います。
メンターは精神的な支柱であり経営の先輩です。特に、成功している人がメンターになれば難しい問題もすぐに解決できると思います。起業で大事なのは早く軌道に乗せることです。時間短縮のためには他人の力も借りなければいけません。助けてもらったら恩を返します、そうしなければ継続的に助けてもらえなくなります。持ちつ持たれつが大事だと思います。
メンターの見つけ方として成功されている方のSNSをフォローする、成功している方のサロンに参加する、今までの職場で成功されている方と繋がるなどです。
ネット上の成功者というのは、詐欺も多いです。YouTube、Twitter、Instagramで価値のある発言をされている方をしっかり選んで学びたいと思った方とコミュニケーションを取るといいと思います。
起業に自己資金は多い方が断然有利
資金はすぐに貯まることはありません。早く起業したいのは分かるのですが、自己資金が足りなければ希望額を融資してくれません。
資金を貯める方法として貯金が確実だと思います。または、貯蓄性の高い金融商品を購入して安全な投資資産にします。
独立起業後の成功率を高めるには、副業として考えている事業をすることです。実際に、事業することで問題点が分かり改善していくことができます。上手くいき利益が上がれば貯蓄に回すことができます。
起業に必要な資金は、1年間なにもしなくても生活できる額です。業種によっては、1年間でも厳しいかもしれません。資金は、計画性をもち準備することをおすすめします。
競合起業を把握する
競合企業とは、自分の事業の売上増加を阻害するライバル企業です。競合企業より需要のあるものを提供することで競合起業に勝っていかなくてはいけません。競合企業は市場調査の時点で判明していきます。
- 同じ業界で同じような商品を提供している企業 ⇨ モバイル業界ではdocomo、au、ソフトバンクです
- 異業種で同じような商品を提供している企業 ⇨ モバイル業界では、QTモバイル(九州電力が運営)です。
- 完全に異業種な富士フィルムが化粧品やサプリメントに参入しています。
技術革新によって、公衆電話、レコード針、ビデオテープ、MD、カセットテープなどが無くなりました。
しかし、レコード針はDJブームでレコードのニーズが高まり復活しました。
自社の商品がいらなくなるサービスが成長すると自社の商品は無くなってしまいます。
市場の中で差別化をする
差別化はオンリーワンにならないと事業継続が難しいです。同じ商品で同じ価格なら大手の会社のモノを購入すると思います。自社の商品でなければいけない理由を市場調査をしてコンセプトを作りました。
差別化の方法として商品内容、価格、接客・対応、付加価値を付ける方法があります。商品内容はコンセプトに近いところで需要に合わせて変えていきます。
価格は、あえて同じぐらいにすることで商品の自信を見せることがあります。価格が低いと品質も低いと感じさせないためです。一方、価格をリーズナブルにすることでコスパ意識の高い層はお得だと思い購入します。
価格を下げるということは、利益が出る生産体制を作らなければいけません。価格だけ下げてコストが同じなら利益も下がることになります。低コストで作れる技術やノウハウは、差別化になります。
接客・対応が悪い企業から買いたいと思うでしょうか。顧客が人なら接客が上手な店舗から買いたいと思います。また、対応の悪い通販会社や保険会社を利用したいと思うでしょうか。特に、小さい薄利多売の店舗に多いのですが薄利多売で忙しいために接客を疎かにしているところがあります。接客が悪ければいいお店が近くにできれば顧客はそちらに流れてしまいます。
付加価値というのは、商品についている特別な価値です。他社と機能面、アフターフォローなどの違いが価値の上乗せになります。同じ商品なら付加価値が高い方がお得な商品ということになります。
おまけやサービスを厚くするのはいいのですが、ニーズに基づいたものでなければ付加価値になりません。ニーズに基づいた顧客が求めるものを提供することが重要です。
商品決定する
起業アイデアを考え⇨市場調査⇨コンセプト作り⇨自分の強みを確認⇨競合企業を調べる⇨差別化をする⇨商品決定という流れになります。
市場での立ち位置をチェック
商品が決まったら市場での商品の立ち位置をチェックします。他の企業と商品の立ち位置が重なると競争を生んでしまいます。できるだけ競争をしないことが重要です。
競合企業との関係をチェック
競合企業が多いと売上を上げる機会が少なくなります。同じ商品を扱わないまたは、付加価値を付けてオンリーワンの商品にしていきます。
まとめ
何の商品で起業するかは最大の難関です。商品によって起業成功の大半が決まってしまいます。それだけに、時間をしっかりかけて商品を決定すべきだと思います。
顧客と向き合って何が求められているのか、数字を根拠にして把握すべきだと思います。周りでこれが流行っているから上手くいくと思い起業しても長くは続きません。流行が過ぎると売上減少が起きるからです。
自分のスキルが足りないのに起業するのはやめた方がいいです。完璧に準備しても起業は100%成功するわけではありません。ましてや、自分のスキルは商品開発に直結しますのでスキル不足だと成功する確率は減ります。しかも、起業後にスキルを補うには時間がありません。
オンリーワン企業であれば細く長く生き残ることもできます。
起業の最初の成功は事業の5年継続だと思います。事業継続はかなり難しいのでしっかり、準備した上で起業して生活に困らない売上があり事業継続できれば、まずは成功だと思います。そのためには、オンリーワンを目指すべきです。
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