整骨院とアフィリエイトブログで起業経験のある「おあしす」です。起業初期から売上を作るのは難しいです。ただ、売上を作る準備をしていれば起業直後から売上を上げていくことができます。
- 本記事をおすすめの方
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- これから起業しようとしている方
- 起業したが売上が伸びない方
- 本記事を読むメリット
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- 売上を作っていく最初の段階が分かる
- どうして売上が伸びないかが分かる
マーケティング結果を確認する
起業アイデア〜商品決定までの7ステップで商品を作ります。その際に、マーケティングをします。マーケティングで売れる仕組みを作りセールスにつなげていきます。
誰に、どこで、どうやって、購入してもらうか、購入してからどうなるのかを考えて行動することで売上を作る近道になります。
売上目標設定
間違った売上目標設定をすると事業の目標がブレてしまいます。起業の種類ごとに売上目標設定をご紹介します。また、売上目標設定の注意点をご紹介します。
副業型起業の売上目標設定
副業は、生活が安定した状態で起業しますので最初の目標は副業にかかった費用以上を売上ていくことです。副業とはいえしたことのない仕事や機材や備品がいる仕事だといろいろな出費がかかります。
独立型起業の売上目標設定
独立は、自分の生活費や事業の運営費を事業で稼がなければいけません。事業を継続することが最初の目標です。事業の損益分岐点を計算して売上目標を計算していきます。
売上目標の注意点
- 数字を計上するのは簡単なことです。自分勝手な理想の数字を計上しても売上目標を達成できるかはわかりません。根拠を基に現実的な売上を計上していかなければいけません。
- 必要な売上を計上しないと費用をまかなうことはできません。必要な費用の中には広告宣伝費を入れておかないと集客の導線が無くなってしまいます。必要なコストを考えて売上を計上します。
- 過大な売上は、達成できなかったらモチベーションが下がります。達成する売上設定を考えることも大事だと思います。ただし、売上設定をしたら何がなんでも達成するようにしなければいけません。売上をあげる根拠を把握しておきましょう。
費用予測
費用把握をしなければ、運転資金の計算ができません。売上がこれだけあればいけるだろうと考えていると費用が過大になり利益が出ないことがあります。
費用の種類
- 固定費は売上に関係なく事業運営をしていたら必ずかかる費用
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- 家賃
- 電気代
- 水道代
- ガス代
- インターネット回線代
- 正社員の給与
- リースした時の料金
- 自分のスキルを伸ばす研修費用
- 変動費は売上に比例してかかる費用
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- コピー用紙
- プリンターインク代
- 筆記用具代
- 店舗に必要な消耗品
- フリーペーパー広告代
- ラジオ広告代
- テレビ広告代
- ネット広告代
- 販促費の製作費
費用予測の注意点
- 広告宣伝費は毎月かかると思っていいと思います。何もしなくて集客できることはありません。いろいろな広告媒体を検討して早期に世の中の人に自分の事業を知ってもらわないといけません。
- 費用はなるべくかからないように事業プランを組みます。余計な費用があるだけで必要な売上が多くなります。
- 実際に事業をしていると足りないものがたくさんでてきます。費用は予測より膨らみます。資金は十分に確保しましょう。
チームは少数精鋭で、チーム外にはメンターを入れる
起業は、一人ではできません。起業は副業型と独立型がありますがどちらとも助けは必要です。起業後に優秀な人材を探すのは時間と労力を必要とします。起業前に人脈を確保しておきましょう。
起業に必要な人脈
- 起業の仕事を先にしている先輩
- 仕事に必要なスキルを持っている友人
- 自分と他業種のスキルを持っている友人
- 自分が興味のある仕事をしている友人
- 起業をしている友人
- 自分がしている業種で成功している方
起業に関することから自分が興味のある仕事の知識を持っている方は貴重な人脈です。仕事の話以外もできる関係性だと起業が楽しくなり作業が進みます。また、自分が目指す業種でトップの方と人脈を持つとトラブルが起きても相談できる人がいる安心感があります。そして、競合相手と差別化するためには他業種との組み合わせを考える必要があります。だから、関係ない業種の方と人脈を持つと自分の幅が広がります。
チームで起業する場合は、初期メンバーを募集するのですが優秀な人脈の中から声をかけた方が起業の成功率はアップします。
人脈の確保方法
- 同じ職場だった人
- 職場で知り合った人
- セミナーに参加する
- SNSで知り合った人
- 元々の友人
- サロンに加入する
仕事で関わった同僚や取引先の方は一緒に仕事をしているので実力が分かります。また、性格や向いている方向が分かるとビジネスパートナーとしては貴重な存在になります。
起業するなら特別な知識が必要です。お金を出しても起業セミナーやテクニカルなセミナーに参加すると思います。セミナーに参加する方は、いろいろな方がいますが向いている方向が一緒な方が多いです。そこで知り合う講師や講師が紹介された人はチェックしておくとSNSでつながることができます。セミナーの懇親会があれば積極的に参加して人脈を広げるといいです。
SNSは、重要なツールになってきました。昔なら東京に住んでいなければ有名な人とはつながることができませんでした。今は、自分の成功に基づいてコンサル業をされ有益な情報をWEB上に公開されている方がいます。情報は玉石混合ですが、自分で判断してこの人に学びたいと思ったらSNSでつながれます。
WEBサロンは、高額なものから低額なものまであります。低額でも多くの志を同じにする仲間がサロンにいると切磋琢磨して成長することができます。仕事や作業に集中すると最新の情報を得る時間がありません。しかし、サロンの仲間や主催者が情報を提供してくれるのでそれだけでも助かります。そして、どこに住んでいてもサロンに参加できるのは現代の利点だと思います。
基本的に元々の友人は仲がいいです。仲がいいと遠慮なくアドバイスをくれます。時に辛辣でしんどくなりますが本気で助けてくれる友人は貴重な存在だと思います。
人脈を作る時の注意点
- 高額な情報商材はSNSがある時代では必要性が無い
- 詐欺で人集めをしている人もいるので注意してください
- サロンは、低額でも誠実な気持ちで提供されているところだったら十分価値があります
- サロンで高額な会費がいるところはメリットとデメリットを考えて利用してください
- 人脈を作る際は、ギブアンドテイクを意識する
- ただで助けてくれる人はいないのでまずは自分が相手にギブをする
- ギブのみを求めてくる人とは距離をとる
チームで起業する場合の人材の組織化
チームは組織として機能しなければパフォーマンスを出せません。特に、飲食店などの接客業では人を相手にしているのでイレギュラーも起きます。トラブル時に対応を誤ればクレームにつながりますし顧客が離れていく原因になってしまいます。
人材の組織化をする
- コミュニケーションを取る
- 業務のシュミレーションをしておく
- 役割分担をする
- 無駄な作業がないように効率的に動けるようにする
- いつでも営業ができるようにする
広告設定する
広告は、事業において大事な要素です。マーケティングをしても広告で顧客に事業を知ってもらわないと来店につながりません。来店が無いと売上になりません。
広告の種類をご紹介します。
有料広告
- フリーペーパー広告
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ホットペッパー、地域のフリーペーパーに広告を掲載します。フリーなので顧客が興味があれば手に取ってお店を探します。店舗経営で美容サロン、飲食店、BARは必須の広告媒体です。
- ラジオ広告
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地域に根ざしたのがラジオ広告だと思います。ラジオを聞く層は高齢者やドライバーが多いです。飲食店やイベントの告知、店舗を構えている業種でラジオ広告を利用されています。ラジオを聞く地域性があれば一定の広告効果があります。
- テレビ広告
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不特定多数に効果のあるのがテレビ広告です。テレビを見ない人はいないので商品の購買層を狙って広告をすると確実に効果があります。ただ、広告費用が莫大になるので商品の単価や市場の大きさを考慮しないと広告費用を回収することが難しくなります。
- ネット広告
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PPC広告やバナー広告があります。よくあるのは、PPC広告でネットを使用していれば目に入ります。しかも、検索エンジンで検索するのは問題解決のためです。問題解決するものを広告すれば購入してくれるチャンスが増えます。また、クリックしなければ広告費用がかからないので費用対効果が測定しやすいメリットがあります。
- ポスティング、折込み広告
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新聞のチラシ広告は新聞を取っていない方には広告が届かないのでポスティング広告を選ぶことが多いと思います。ポスティング広告は不特定多数の方に届く分、マニアックでニッチな商品は効果がでにくいです。誰もが必要としているものを商品として提供していく業種に効果的だと思います。
- 看板広告
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店舗前、道路沿いに大きな看板があります。看板は目がいく広告媒体です。なんとなく見てしまって店舗やサービスを認知していきます。看板の無い店舗は入りにくかったり何をしているか分からないという印象を受けてしまいます。店舗を構える業種は看板をきちんと整えることが大事だと思います。
無料広告
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Twitterは、文字数制限をしたSNSです。文字数を制限しているのでインパクトのある文章が必要になります。しかし、今では画像を添付してのツイートをしています。文字より画像の方が引き付けることは多いです。Twitterの有料広告もありますが無料で有益な知識をツイートしたりセール情報をつぶやけば無料広告として使えます。
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Instagramは、女性や若年層に人気のSNSです。画像に文章をつける形で記事投稿ができます。画像がメインで視覚に訴えやすいSNSです。飲食店が画像でメニューを紹介したりセールやイベントの情報を投稿しています。
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Facebookは、個人がページを持ち店舗や団体のページを作成することができます。近所の方と簡単につながることができます。イベント情報や店舗の情報を載せることによって広告効果があります。
- YouTube
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YouTubeは、動画投稿サイトです。動画によって店内の雰囲気や料理の画を表示できます。また、複雑なサービスを詳しく解説したり商品の使用方法を解説することができます。商品を気に入ってもらえれば売上につながります。
- TikTok
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TikTokは、ショート動画投稿サイトです。YouTubeは、投稿した動画の収録時間に制限が短くはありませんがTikTokには動画の収録時間に制限があります。短い時間でインパクトのある情報を埋め込むことができます。商品紹介のツールとして使用されています。
- ホームページ
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ホームページは、事業所にとっては必須のアイテムです。無いと事業所の信用に関わります。企業がオウンドメディアを展開して商品説明や知識を消費者に解説する取り組みがされています。ただの会社案内のホームページではなく集客して売上につながるホームページに変わってきています。
- ブログ
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Amebaブログなどの無料ブログで記事を投稿するのが多かったのですが、最近はローコストでホームページを運営できるのであまりブログで広告宣伝活動をしている印象が最近は少ないです。また、企業ブログはいつ閉鎖になるかわかりません。1年間で2万円かからずにホームページが運営できるのであえて企業ブログにするメリットは少なくデメリットが大きいです。ただし、noteで有料コンテンツを販売する場合はnoteを使用したブログ運営をおすすめします。
スモールビジネスは無料広告を使用
Twitter、Instagram、ホームページの広告効果は高いです。顧客は、ネット経由で来るのでネットで検索がヒットしない場合は来店を諦めてしまいます。無料広告は開店前から見込み客を集めることができます。見込み客がいれば事業継続が見えてきます。まずは、無料広告を使い倒しておきましょう。
ただし、店舗系の起業ではオープンのお知らせをしないと開店しているかも分かりません。ネットで検索さえしてくれません。店舗系の起業ではポスティング、折り込み広告やテレビ広告、ラジオ広告を検討してもいいと思います。予算が少ない場合は、ポスティング、折り込み広告をするといいと思います。
売上が多くなってきたらテレビ広告で一気に集客という手段もあります。
まとめ
- マーケティングによって売上を作る仕組みを確認
- 売れる仕組みに沿ってセールスを実行
- 売上目標を立て自分の仕事量やチームの仕事量を計算
- 費用予測し広告宣伝費など必要な費用を含めた予算を作ります
- 起業前にビジネスパートナーやメンターを含む人脈を作る
- 広告戦略を考える
- 有料広告は即効性がありますが、費用が膨大にかかるので客単価を上げていくことになります
- 無料広告は即効性はありませんがコスパがよく、起業前に取り組めば見込み客を獲得できます
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