整骨院とアフィリエイトブログの起業経験を持つ「おあしす」が成功するために起業目的をはっきりする理由を解説したいと思います。
「起業して稼ぐぞ」
確かにそうなんですが、稼ぐという目的だけでは成功しません
起業の成功する確率ってご存知ですか?
中小企業庁が発表しているデータ(2017年版中小企業白書)によると、5年以内の起業の失敗率は18.3%となっています。 単純に考えると残りの約80%は成功し事業を継続しています。
中小企業庁のホームページ
意外と起業の成功率って高いと思うかもしれませんが、低空飛行で事業継続していることもあります。借金を重ねながら事業継続している企業も含まれます。
5年後は、2割弱ですが10年後に廃業している事業所は9割と言われています。1割しか残らないわけです。
起業したはいいが、起業する前より収入が減っていることが多く当初の稼ぐという目的からは離れてしまいます。
- 本記事をおすすめな方
-
- 起業したいと考えている方
- 起業しているがモチベーションが上がらない方
- 本記事を読むメリット
-
- 起業目的をはっきりする理由が分かり起業成功率がアップする
- 起業するモチベーションを上げることができる
なぜ起業するのか
- 経済的自由を手に入れたい
-
仕事以外でしたいことがあるので時間とお金の自由があると本当にしたいことができるので起業を目指す。
- 欲しいものがある
-
今の給料や将来の給料では欲しいものが手に入らないと思うと働く意味がなくなってしまいます。欲しいもので多いのがマイホームや高級車、ブランド品などです。
会社員の給与ではとても手に入らないものが欲しいとなると起業しか手が無くなります。
- やりたいことがある
-
仕事以外でしたいことがあるので時間とお金の自由があると本当にしたいことができるので起業を目指す。
私は、時間とお金の自由があったら音楽活動をしたいなと思ってます。
- 経営をしたい
-
会社員ではなくて役員や社長として経営に携わりたいと思う方もいると思います。小さな会社は同族経営が多いし、大きい会社だと役員や社長になるには50代に入ってからがほとんどです。それまで待てないとしたら起業した方がいいと考えるかっもしれません。
- 通勤をしたくない
-
満員電車で通勤したり、郊外にマイホームを買ったがために通勤に3時間かかる方は通勤しなくていいとなるとかなり楽になります。
今は、在宅勤務が広がり通勤しなくて良くなれば起業する必要がなくなるかもしれません。
- 家庭と両立したい
-
起業によって仕事量をコントロールすることができます。バイトやパートでは今までの経験を生かせず時給も低いので在宅で仕事をして家庭と両立することができたらと思い起業することがあります。
これは、正社員で働かずフリーランスや個人事業主で働くことが選択肢に入ります。
- 今の仕事を辞めたい
-
仕事内容、給与、人間関係に不満があり今の仕事を辞めたいので起業をすることがあります。ネガティブな理由なので成功することは少ない印象です。仕事を止めることが先で起業準備が十分でないことが多いです。
- 人間関係に疲れたので一人で仕事をしたい
-
一人で完結する仕事は少ないのですが、人間関係で悩むと何もかも嫌になります。特別なスキルがあれば業務委託サイトで仕事を受注して仕事できるかもしれません。あとは、農業で起業する人もいるようです。
ストレスフリーな生活は憧れます。
ポジティブな起業理由やネガティブな起業理由があります。ネガティブな起業理由でも起業に向けての原動力になるので起業はネガティブな理由でもいいと思います。
苦しい時でも挫けないための企業理念を持つ
企業理念とは、起業する目的でもあります。自分のための起業では長くは続きません。なぜなら、自分の欲求が達成されれば事業を継続する理由がなくなるからです。
しかも、起業が上手くいかず前の会社員時代の収入が良かったら事業を継続する意味はあるでしょうか。
企業理念はユーザーや消費者に対しての行動規範が多いです。ユーザーや消費者はいなくなりませんので企業は永遠にユーザーに価値を提供しなければいけません。
そうすると起業家は、事業を終わらすことができなくなります。そして、会社員時代より収入や労働環境が悪かろうとユーザーのためと思って事業を継続します。
また、事業をしていると迷います
迷っていても企業理念があると事業をする意味をすぐに思い出し迷いが無くなります。企業理念は自分も含めた組織構成員の方向性を定める上で大事なものなのです。
大企業の企業理念をご紹介したいと思います。
本田技研工業
言わずと知れた「世界のホンダ」です。最近は、N-BOXのヒットが記憶に新しいと思いますが、F1などのレーシングに参加して二輪、四輪の世界では世界でも指折りの企業です。
ビジョナリーカンパニーとしても知られており役員の子息は入社できない、世界のレースで通用する最先端の車を作ることをモチベーションにしていました。
創業者の本田宗一郎氏や創業時の経営の舵取りをされた藤沢武夫氏は有名な経営者です。
本田宗一郎さんは技術屋で自動車の研究開発に没頭されていました。一方、藤沢武夫さんは会社の経営を担って本田宗一郎さんを支えました。
基本理念は人間尊重、三つの喜びからできています
人間尊重
- 自立
-
自立とは、既成概念にとらわれず自由に発想し、自らの信念にもとづき主体性を持って行動し、その結果について責任を持つことです。
- 平等
-
平等とは、お互いに個人の違いを認めあい尊重することです。
また、意欲のある人には個人の属性(国籍、性別、学歴など)にかかわりなく
- 信頼
-
信頼とは、一人ひとりがお互いを認めあい、足らざるところを補いあい、誠意を尽くして自らの役割を果たすことから生まれます。
三つの喜び
- 買う喜び
-
Hondaの商品やサービスを通じて、お客様の満足にとどまらない、共鳴や感動を覚えていただくことです。
- 売る喜び
-
価値ある商品と心のこもった応対・サービスで得られたお客様との信頼関係により、販売やサービスに携わる人が、誇りと喜びを持つことができるということです。
- 創る喜び
-
お客様や販売店様に喜んでいただくために、その期待を上回る価値の高い商品やサービスをつくり出すことです。
わたしたちは、地球的視野に立ち、世界中の顧客の満足のために、質の高い商品を適正な価格で供給することに全力を尽くす。
- 常に夢と若さを保つこと。
- 理論とアイディアと時間を尊重すること。
- 仕事を愛しコミュニケーションを大切にすること。
- 調和のとれた仕事の流れをつくり上げること。
- 理論とアイディアと時間を尊重すること。
- 不断の研究と努力を忘れないこと。
従業員の行動規範や心構え、普段の行動に魂を込めた企業理念だと思います。株主のために利益を上げるのではなく、ユーザーのために商品を制作して供給するしかも、販売代理店のために仕事をするという文言もあり販売代理店を大事にしていることが伺えます。起業の存続のために、会社に関わる全ての人が良くなるように企業理念がつくられていると思います。
本田技研工業の公式サイトより引用させて頂いています
TOYOTA
TOYOTAは世界的な自動車メーカーで営業利益が2兆円越えの多国籍企業です。
経営理念(企業理念)としてトヨタフィロソフィー、基本理念、トヨタウェイ、トヨタ行動指針、トヨタグローバルビジョンで成り立っています。
トヨタフィロソフィーで全体的な理念を示し、基本理念で現代に即した理念を示しています。トヨタウェイやトヨタ行動指針で従業員に対しての行動方針を示しています。
創業以来今日まで、トヨタの経営の「核」として貫かれてきたのが「豊田綱領」です。トヨタグループの創始者、豊田佐吉の考え方をまとめたもので、トヨタのDNAとなっています。
創業以来受け継がれてきた「豊田綱領」の精神
当初は確固たる形があったわけではありません。しかし関係会社の規模が拡大するにつれ、従業員に周知徹底すべく明文化する必要性が出てきました。そこで草創期の豊田利三郎、豊田喜一郎らが佐吉の遺訓としてまとめ、世に出たのが「豊田綱領」です。佐吉の6回忌に当たる1935年10月30日のことでした。
わたしたちは、幸せを量産する
- だから、ひとの幸せについて深く考える。
- だから、より良いものをより安くつくる。
- だから、1秒1円にこだわる。
- だから、くふうと努力を惜しまない。
- だから、常識と過去にとらわれない。
- だから、この仕事は限りなく広がっていく。
可動性を社会の可能性に変える。
不確実で多様化する世界において、
トヨタはひととモノの「可動性」=移動の量と質を上げ、
人、企業、自治体、コミュニティができることをふやす。
そして、人類と地球の持続可能な共生を実現する。
トヨタウェイ
ソフトとハードを融合し、パートナーと共にトヨタウェイという唯一無二の価値を生み出す。
- 【ソフト】
-
よりよい社会を描くイマジネーションと人起点の設計思想
現地現物で本質を見極める
- 【ハード】
-
人とモノの可動性を高める装置。
パートナーとともにつくるプラットフォーム。
これらをソフトによって柔軟に、迅速に変化させていく
- 【パートナー】
-
ともに幸せをつくる仲間(顧客、社会、コミュニティ、社員、ステークホルダー)を尊重し、それぞれの力を結集する。
- 内外の法およびその精神を遵守し、オープンでフェアな企業活動を通じて、国際社会から信頼される企業市民をめざす
- 各国、各地域の文化、慣習を尊重し、地域に根ざした企業活動を通じて、経済・社会の発展に貢献する
- クリーンで安全な商品の提供を使命とし、あらゆる企業活動を通じて、住みよい地球と豊かな社会づくりに取り組む
- 様々な分野での最先端技術の研究と開発に努め、世界中のお客様のご要望にお応えする魅力あふれる商品・サービスを提供する
- 労使相互信頼・責任を基本に、個人の創造力とチームワークの強みを最大限に高める企業風土をつくる
- グローバルで革新的な経営により、社会との調和ある成長をめざす
- 開かれた取引関係を基本に、互いに研究と創造に努め、長期安定的な成長と共存共栄を実現する
トヨタは、’92年1月「企業を取り巻く環境が大きく変化している時こそ、確固とした理念を持って進むべき道を見極めていくことが重要」との認識に立ち、「トヨタ基本理念」を策定いたしました。(’97年4月改定)
価値を提供する上でどうやって行動するのかを企業理念として位置付けています。社会貢献をどうやってするのかを行動指針で規定し従業員が仕事をする上で迷わないようにしていると思います。グローバル企業であるがゆえの基本理念だと思います。
TOYOTAの公式サイトより引用させて頂いています
SONY
SONYも言わずと知れた最先端テクノロジーを牽引する企業です。常に最先端技術を開発してきました。創業者は井深大氏と盛田昭夫氏です。
ウォークマンやプレイステーションは、世界でヒットしました。
井深大氏は技術屋で盛田昭夫氏は販売を担当していました。
井深氏は、「真面目なる技術者の技能を、最高度に発揮せしむべき自由闊達にして愉快なる理想工場の建設」を目的としていました。
SONYとは、技術重視の会社だったのです。
私たちのミッションは「場」を使った
新しいブランドコミュニケーションによりお客様に感動をお届けすることです。
このミッションを実現させるためのコンセプトは「3IN」。
- Inviting(招く・誘う・誘惑する)
- Inspiring(刺激・感動・鼓舞する)
- Interweaving(織り込む・組み合わす・織り成す)
自由でオープンであり、余白・余地・余裕があること。
好奇心を刺激する、未来、発想、遊び、技術で人々を鼓舞すること。
モノ・コト・ヒト、複数の価値観が組み合わされていること。
私たちはこの3つの考え方を日々の仕事のスタンスや、人々との関わり方に組み入れることで、
都市や社会、そして未来を面白くする会社であり続けます。
今のSONYの起業理念は、家電に限らず人々を喜ばす、驚かすような価値を提供することを企業理念で重視しているようです。
家電などのハード技術、ゲームなどのソフト技術を駆使して事業を存続しています。もし、家電などのハード技術だけだったら今のSONYは無かったと思います。企業理念は、少しづつ時代に合わせて変化していると思います。
SONYの公式サイトより引用させて頂いています。
Panasonic
Panasonicは長い間、松下電器の社名でやってきました。しかし、グローバル化と業績低迷の時期に会社を刷新するためにPanasonicに社名変更しました。
経営の神様と言われた松下幸之助氏が創業者です。
Panasonicは、最新技術を開発するイメージはありませんでした。他社のいいものをコストカットして安くで消費者に提供していました。
業績が低迷した時期から最新技術の商品をいち早く市場に提供して高価格で販売する戦略に転換しました。
企業が「社会の公器」であると考えれば、企業の活動に必要な経営資源である、人材、資金、土地、物資などは、社会からお預かりしたものとなります。社会からお預かりした資源を使って活動を行う以上、企業はそれらを最大限に活かしきり、その活動からプラスを生み出して、社会に貢献しなければならないのです。
パナソニックグループは1991年に世界に先駆けて環境憲章を制定し、この課題と長く向き合ってきました。今後も、環境問題の解決をリードする会社となるべく、商品やサービスを通じた環境負荷の軽減や、生産活動におけるエネルギーの低減をはじめ、さまざまな観点で積極的な取り組みを進めていく必要があります。
産業人たるの本分に徹し 社会生活の改善と向上を図り 世界文化の進展に寄与せんことを期す
この言葉が意味するところは、「私たちは企業人として、社会の発展に貢献するという意識を持って、この使命をたゆみなく実践し続けていく」ということです。
私たちはどこよりも良い商品を、どこよりも良いサービスでもって社会に提供し、人々の生活の改善と向上を図り、その結果、世界の各国により高い文化社会が築かれることを目指して、日々その進歩に向けて努力を続けなくてはならないのです。
- 信条
-
向上発展は各員の和親協力を得るに非ざれば得難し 各員至誠を旨とし一致団結社務に服すること
- 産業報国の精神
-
産業報国は当社綱領に示す処にして 我等産業人たるものは本精神を第一義とせざるべからず
- 公明正大の精神
-
公明正大は人間処世の大本(たいほん)にして 如何に学識才能を有するも此の精神なきものは以て範とするに足らず
- 和親一致の精神
-
和親一致は既に当社信条に掲ぐる処 個々に如何なる優秀の人材を聚(あつ)むるも 此の精神に欠くるあらば 所謂烏合の衆にして何等の力なし
- 力闘向上の精神
-
我等使命の達成には徹底的力闘こそ唯一の要諦にして 真の平和も向上も此の精神なくては嬴(か)ち得られざるべし
- 礼節謙譲の精神
-
人にして礼節を紊(みだ)り謙譲の心なくんば社会の秩序は整わざるべし 正しき礼儀と謙譲の徳の存する処 社会を情操的に美化せしめ 以て潤いある人生を現出し得るものなり
- 順応同化の精神
-
進歩発達は自然の摂理に順応同化するにあらざれば得難し 社会の大勢に即せず人為に偏(へん)する如きにては決して成功は望み得ざるべし
- 感謝報恩の精神
-
感謝報恩の念は吾人(ごじん)に無限の悦びと活力を与うるものにして此の念深き処如何なる艱難(かんなん)をも克服するを得 真の幸福を招来する根源となるものなり
Panasonicには今も創業者の松下幸之助氏の影響が強いと思います。それでも、昔の松下電器を壊して新しくPanasonicを作りました。現代にあった企業理念と創業者の企業理念を融合した企業理念だと思います。
三菱商事
戦前は三菱財閥として中核を成したのが三菱商事です。商事会社は商売の基本だと言われています。
創業者は、岩崎弥太郎氏です。三菱商事、岩崎小彌太(弥太郎の甥)の遺訓が今も受け継がれています。
三綱「三綱領」は、1920年の三菱第四代社長岩崎小彌太の訓諭をもとに、1934年に旧三菱商事の行動指針として制定されたものです。旧三菱商事は1947年に解散しましたが、三菱商事においてもこの三綱領は企業理念となり、その精神は役職員一人一人の心の中に息づいています。
- 所期奉公
-
事業を通じ、物心共に豊かな社会の実現に努力すると同時に、かけがえのない地球環境の維持にも貢献する。
- 処事光明
-
公明正大で品格のある行動を旨とし、活動の公開性、透明性を堅持する。
- 立業貿易
-
全世界的、宇宙的視野に立脚した事業展開を図る。
(2001年1月、三菱グループ各社で構成される三菱金曜会にて申し合わされた現代解釈)
ミッション・企業理念三菱商事は、「三綱領」という企業理念に基き、グループ全体で事業活動を行っています。
三菱商事グループの連結事業会社の力を結集する事で、社会のニーズや全てのステークホルダーの期待に応え、経済価値・社会価値・環境価値の三価値同時実現による持続的成長に挑戦します。
世界で活動する商社は、地球規模の企業理念を持っているようです。会社の利益だけでなく社会への貢献をすることが企業理念にあることが分かります。
三菱商事の公式サイトより引用させて頂きました。
伊藤忠商事
江戸時代から続く商人が源流です。明治になり近代的な伊藤忠商事となりました。
近江商人の考えを継承して企業理念としています。
伊藤忠グループは、創業者・伊藤忠兵衛の言葉から生まれた「三方よし」の精神を新しい企業理念に掲げます。これは、1858年の創業以来、伊藤忠の創業の精神として現在まで受け継がれ、そして未来においても受け継いでいく心です。
「売り手よし」
「買い手よし」
「世間よし」
自社の利益だけでなく、取引先、株主、社員をはじめ周囲の様々なステークホルダーの期待と信頼に応え、その結果、社会課題の解決に貢献したいという願い。「三方よし」は、世の中に善き循環を生み出し、持続可能な社会に貢献する伊藤忠の目指す商いの心です。
※「三方よし」は、「売り手よし」「買い手よし」に加えて、近江商人がその出先で地域の経済に貢献し、「世間よし」として経済活動が許されたことに起源があり、現代サステナビリティの源流ともいえるもの。初代伊藤忠兵衛の座右の銘「商売は菩薩の業、商売道の尊さは、売り買い何れをも益し、世の不足をうずめ、御仏の心にかなうもの」が、その起源とされている。現代の企業理念をつくっています。
商人は、流通業が主な生業でした。仕入れたものを行商して売り歩いていました。
「売り手よし」「買い手よし」「世間よし」はそんな環境から生まれたのだと思います。
世間の支持がなければ商売は出来なかったのだと思います。それを今も大事にされているのだと思います。
伊藤忠商事の公式サイトより引用させて頂きました。
Zホールディングス(ソフトバンク)
ソフトバンクなどの企業をまとめる持株会社がZホールディングスです。孫正義氏が創業した企業群です。一代でこれだけの企業を作ったのは脅威ですZホールディングスの従業員をまとめるためにも企業理念は必要だと思います。
UPDATE THE WORLD
情報技術のチカラで、すべての人に無限の可能性を。
ビジョン
人類は、「自由自在」になれる。
ステートメント
情報技術は、人々の可能性をどこまで解放することができるのか。
それは、私たちが探求する永遠のテーマです。
知りたいことに、すぐにアクセスできる。欲しいものが、いつでも手に入る。
その先にどんな未来を想像し、新しい常識を創造するか。
ひたむきな熱意と圧倒的な技術力で未来を切り拓き、
人々が完全なる「自由自在」を手に入れることのできる世界を、私たちは実現します。
WEBサービスを展開する企業としての企業理念だと思います。
Zホールディングス(ソフトバンク)公式サイトより引用させて頂いています。
楽天
日本のネットショップを広めた企業で知らない人は少ないと思います。
- イノベーションを通じて、人々と社会をエンパワーメントする
- 常識にとらわれずアイデアを重んじイノベーションで世界を変える
- グローバル イノベーション カンパニー
- 私たちは世界中の人々が夢を持って幸せに生きられる社会を創るために知力と創造力と想いを結集し、何事をも成し遂げていく企業文化のもと常識をくつがえすイノベーションを生み出し続けることを目指します
楽天グループのあり方を明確にすると同時に、全ての従業員が理解し実行する価値観・行動指針が「楽天主義」です。「ブランドコンセプト」「成功のコンセプト」の2つで構成されています。
私たちは、『楽天主義』を共通言語として、何事をも成し遂げようとする高い志のあるアントレプレナーシップ(起業家精神)を大切にしています。多様性あふれる従業員一人ひとりが最大限に力を発揮できる企業文化を育み、地域との共生を図りながら、グループ全体で一体感をもって企業価値を高め、 社会の発展に貢献していきます。
私たちの理想とする社会を実現するため、楽天グループのミッションを遂行する際に、社会の一員として遵守すべき事柄が「楽天グループ企業倫理憲章」です。
世界へ事業展開していくための企業理念だと思います。楽天は社内の共通言語を英語にして北米、南米、ヨーロッパなどに楽天のECサイトを運営して世界へ事業展開をしようとしています。Amazonのように世界にネットショップは楽天だと認識してもらおうとしているのだと思います。革新をし続けていくという意志が伝わってきます。
楽天の公式サイトより引用させて頂いています。
世界中で検索エンジンを提供しwebサービスを展開することで利益を上げている企業です。
- ユーザーに焦点を絞れば、他のものはみな後からついてくる。
- 1つのことをとことん極めてうまくやるのが一番。
- 遅いより速いほうがいい。
- ウェブ上の民主主義は機能します。
- 情報を探したくなるのはパソコンの前にいるときだけではない。
- 悪事を働かなくてもお金は稼げる。
- 世の中にはまだまだ情報があふれている。
- 情報のニーズはすべての国境を越える。
- スーツがなくても真剣に仕事はできる。
- 「すばらしい」では足りない。
Googleはサービス提供に対する企業理念としてこれらのことを掲載しています
Googleが掲げる10の事実はGoogleがしようとしていることを表しています。
Googleの公式サイトより引用させて頂いています。
Amazon
Amazonは日本人に無くてはならないネットショッピングサイトです。
現状に満足することなく、常に今よりも上を目指す
Amazonは世界各国で、お求めやすい価格、豊富な品揃え、便利なサービスを求めるお客様のご要望にお応えするために、日々工夫を重ねています。豊富な品揃えを保証する方法のひとつとして、世界中の中小規模の販売事業者様がAmazonで販売し、多くの選択肢をお客様にご提供しています。 Amazonは4つの理念を指針としています。お客様を起点にすること、創造への情熱、優れた運営へのこだわり、そして長期的な発想です。Amazonは、地球上で最もお客様を大切にする企業、そして地球上で最高の雇用主となり、地球上で最も安全な職場を提供することを目指しています。
顧客、販売事業者を大切にする姿勢を地球規模でしていくことを宣言しています。これは、従業員も意識していく企業理念で、企業理念に基いて事業を創出していくと思います。
企業理念は、行動指針にもなりますし企業の存在価値を示すこともあります。なぜ、起業しているのかを迷わないためにも起業する時は考えるべきだと思います。
自分の気持ちと向き合って人生の目的を決める自分会議をする
起業の目的は、人生の目的と重なります。人生の目的を決めるには、十分な時間と集中力が必要です。
人生の目的を決めて行動することが起業の成功の近道です。
自分会議の方法
リラックスできる場所で自分がしたいことを紙に100個以上書く
書く内容は、
自分・家族・友人としたいこと
仕事や収入・行きたい場所・したいこと・遊び
将来どうなりたいか、仕事・家族・友人・健康・楽しみについて満遍なく書くことがコツです。
今の自分でもできることは避ける
海外旅行に行く
焼肉を食べる
しようと思えばできることは書かない
なぜ、自分会議をするのか
企業の目的は人生の目的と同じだと思います。起業することによって人生の目的が達成されると思います。
目的がぶれると起業も人生もぶれることになります。自分会議をすることで自分に問いかけて人生の目的を決めます。
おすすめの自分会議をする場所
いつもと違う空間でするといい考えが浮かぶことがあります
- 高級ホテルのラウンジ
-
高級ホテルのラウンジのコーヒーは一杯1000円します。この値段に見合った空間を提供してくれると思います。いつもと違う雰囲気は得難い感覚です。
- 海の見える場所
-
地平線が見えない海は、頭が空っぽになります。景色を眺めながら人生を振り返ってこれからしたいことを考えるのもいいと思います。
- 旅行先の椅子
-
旅行をしていてリラックスできるのは、部屋の椅子じゃないでしょうか。椅子に座りながら景色を眺めて考えるのも贅沢だなと思います。
まとめ
ゴールの無いマラソンはしんどいものです。
起業は、マラソンのように長丁場です。ゴールを見据えて走ることで何をすべきかが分かりますし、走るコースを間違えることもありません。
起業目的は、他人や社会に貢献することを入れると自分だけでなく他者のためにも頑張ろうとすることができます。また、貢献するためにはどういうモノやサービスを提供したらいいかが分かります。ビジネスは貢献できるもの以外は世の中に残ることはありません。自分のためだけのビジネスは成立しません。
起業目的を心から実践できなければ目的の意味がありません。事業の運営に迷ったら起業目的を思い出して正しい方向に事業を導いてください。心から目的とすべき起業目的を持つことが起業の最初の仕事だと思います。心からの目的を持つためにも自分会議をしましょう。
コメント